2017-10

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剱岳~立山 8月13日~17日

 2日目 剱岳を目指して~

前夜、久し振りの星景撮影をして就寝するが中々熟睡できない。
お腹の調子も悪く夜中に何度かトイレに行く始末・・・・せっかく買ったビールも飲まずに薬で調整するが好転はしなかった。
山歩きはエネルギーの消耗が激しいので十分に食べて行動食に水は予想以上いるのだが、今日の調子では何も取れない・・・・・とにかく情けない。
午前2時頃相方達も起きて準備をするが、私は何も口には入れない、そして過酷な岩場歩きなので一眼レフもテントにデポする。
最低の荷物を持って午前3時15分に出発、登山道にはヘッドランプの明かりがちらほら。
この時間に出れば危ない個所に重体には出会わないのだ。
剱澤小屋を通り過ぎ雪渓のトラバースに踏み込むが、やや氷り気味・・・・気温が高いのに不思議なことだ。
30分ほど歩くと剣山荘に到着、数名の方が準備を終えて登山口へと向かっている。
私たちも休むことなく登山道に取りつくが、ヘッドランプに照らされたがれ場は不安定だ。
慎重に足を置いて高度を稼いでいくが昨日より足が上がりにくい・・・・下痢のためなのも食べていないせいなのか?。

何とか一服剱のピークに立つが体力の消耗が激しい・・・・果たして山頂まで行くことが出来るのだろうか? いけるところまで行こう。
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一服剣から少し下がってまた昇り返しだ、暗い中なので良く解らないが目の前にそびえる黒い影は半端な高さではない。
気合を入れて登りだすが、今まで登った感じとはずいぶん違う。
途中で20cm核の落石が起こりそうになったがなんとか止まった、こんな大きなものが落ちれば途中の岩場を刺激して後から登ってくる登山者を巻きコム・・・・考えただけでも恐怖ものだ。
 <両方が切れ落ちていてここで落ちればあの世いきだ>
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2時間が過ぎたころに前剱のピークに到着、少し下ったり登ったりを繰り返して垂直に切り立ったカニのタテバイ(鎖装着)に取りつく。
取りつきの手前に雪渓の切れたところを通過するが、下りでこの雪渓にお世話になった。

私はクライミングを頻繁にしているので鎖は単なる補助として使い、なるべく岩のホールドを探して登るが、聞いた話の厳しさは感じなかった。
石鎚山の三の鎖と変わりはないようだ、只切れ落ちた高さが純情ではないので慣れていないものは怖さが先に立つのだろう。

何とか力を振り絞って山頂に立った、狭い山頂には20数名の方が写真を撮ったり360度の景観をとの死んでいた。
普段の登りだったら追い越されることは稀だが今日の私は殆ど追い越されていた。
 <山頂の登山者たち>
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 <山頂からテント場の剱沢>
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山頂には約15分ほどいたが永井はできない、後ろ髪をひかれる思いで下山に取りかかる。
 <蟹の横這い・・・・タテバイに近い>
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 <カニのタテバイ・・・・渋滞していた(下りで見る)>
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下りは落石を誘発することが多いので足置きに最新の注意をしてくだる、少し下ると蟹の横這い・・・・私の前を行く若者が取りつきでまごまごしているので岩場の歩き方を教える、本人は怖さで足がすくむらしい(怖いのによく来るよ)と言いたいが、<岩場から少し体を浮かして足場を確保しながら降りて>と若者に言うとスムーズに降りて行った。

危ない個所を通過すると先ほどの雪渓がみえてきた、今日はおなかの調子が悪いので飲み物もいらないだろうと少ししか入れてないので雪渓の中を掘って綺麗な氷だったら頂こう。
岩で表面を掘ると綺麗な氷が出てきた、これこそ天然のかき氷だ、シロップはないが中々旨い・・・・おなかの痛いのも忘れてずいぶん食った。
 <雪渓のかき氷>
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通りがかりの登山者に無料サービスしてその場を去った。(熱くほてった体には何よりのご馳走だった)
前剱のピークを過ぎると蔵田舎そびえていた斜面が眼前に入るが、下から見るよりは上からのほうが迫力ある。
高さで250mはあるが見た目はそれ以上だ、とにかく落石に十分注して下って良く。
 <前剱への斜面>
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へとへとになりながら一服剱のピークに立つ頃には、本日の予定(剱沢キャン上を撤収して別山越えに荷物をデポして立山の雄山まで縦走、折り返して雷鳥沢キャンプ場まで下りテントを張る)を相方達と変更(笑)。
 <一服剱から雷鳥沢キャンプ場>
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 <小さな池に写る剱岳の岩峰>
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疲れた体に鞭打ってテント場に到着して一時経ったころ雨が降り出した、早い時間に行動して大正解だった。
3日目は早い時間にテントを撤収して日が昇る前に山頂に立って日の出を撮ろう、そして真砂岳~大汝山~雄山を経由して室道に下ろうと決めた。

浸かれた体は明るいうちに闇夜の中へ入っていくが12時頃に目が覚めてトイレに赴く。
空を見上げれば満点の星空、当然カメラを持ってトイレ場に。
 <星景>
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● COMMENT ●

スローさんのように体力や技術がある人でも、初めてのアルプスは易しくはないっていうのが捉えようによってはいいことなのかもしれませんね。それにしても剱は素敵です。来年あたり、早月尾根から登ってみようかなと思っています。

Re 剱

初めてのアルプスは存在感に圧倒されました。
フィールドの差は大きですね・・・・近隣の方が羨ましい  (笑)
剱岳の全貌は剱沢方面化奥大日岳ですから、皐月尾根からは味わうことが出来ないかも。

皆さんは剱沢キャンプ場に泊まって剱沢雪渓を下り源次郎尾根とか長次郎谷を剱山頂へ向けて登っているみたいです。
只、ルートはありませんから技術と体力は入りますが・・・・。


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山に魅了されて稜線を歩くことが大好きになりました、足がいつまでも元気であれば何処までも・・・趣味の写真もあっと驚く風景が撮れれば感無量ですが、まだまだこれからです。

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